2013年4月18日木曜日

栄養学の根本的な間違いとは?

栄養学の根本的な間違いとは?



※ この文章は音声(8分21秒)でも聴くことができます ⇒ 音声ファイル
パソコンやスマートフォンの他、ipodやウォークマンを利用して手軽にお聴きください。




生半可に栄養学をかじったような人達は、

他人の健康のためとして、決まってこう言います。


「カロリー摂取に気をつけることが大事ですよ」



・・・・・「カロリー」ってのは「エネルギー」の単位であり、

「エネルギー」とは、じつは食品などの「物質」そのものでもあります。


なので、本当に他人の健康のためを思うのならば、


「食品の摂取に気をつけることが大事ですよ」


と主張したほうが他人のためになります。



なぜなら「カロリー」を「食品」を示す単位として使用することは、

あまりに低次元過ぎるからです。


低次元なことを教えるのは、他人様に失礼です(笑)



・・・・・じゃあ、生半可に栄養学をかじった人じゃなくて、

栄養学者さん達はどう教えているのか?・・・と言いますと、


「摂取エネルギー量と消費エネルギー量のバランスをうまく取ることができれば、適正な体重を維持することができます」


大抵がこういったことを主張されてますね。


・・・・しかしですねー、そうした考えも


ハッキリ言って、間違ってますから。



・・・・・間が違ってます。



何でも間合いが大切です。




大体ですねー、彼ら栄養学者がそうやって、

エネルギ-やカロリーを主体にしながら「食」を考えるようなコトを、

他人様に教え、推奨するから、


「カロリーを減らせば痩せられる」


などと勘違いする人が続出して、


もしくは「カロリーを増やせばエネルギッシュになれる」などと勘違いして、


痩せるためにカロリーを控えようとする人が続出したり、

無駄にエネルギーを消費するようなことが推奨されたりして


結果、肉体環境を自ら崩してしまうような出来事が次々と生じることとなり、

栄養学者とそういった出来事との、まさに「間抜けなイタチごっこ」

続いてしまうわけなんですよ。



・・・・・僕の言ってること、お分かりでしょうか?



・・・・・たしかに、「他人をコントロールするため」としてならば、

つまり、他人の体調管理をするためとしてならば、


その人の消費エネルギー量を仮定して、

摂取エネルギー(カロリー)量を一定化させることは、

秩序を維持するためとして効果的ではありますよ。


・・・・・でもね、その効果が生じた本当の理由、その本質ってのは

「エネルギーの量」にあるわけじゃないんですよ。


本質は、人それぞれの「エントロピー」にあるんです。



食事のエネルギー量や物質構成を「一定化」させていることが、

人のエネルギーのエントロピーの安定化に役立っているのであって、


増大した自身のエントロピーを減少させるためとなるエネルギーの負担


それが少なくて済んでいるからこそ、

結果として体調の維持が為されているということなのです。


つまり、実際には、

エントロピーをあまり増大させないようなエネルギー消費活動を選択することや、

増大したエントロピーを適切に減少させるためとなる、


質の良い(エントロピーの小さい)エネルギーの摂取を心掛けることが、


適正な体重維持や、肉体の秩序維持のためとして効果的なのであって、


エネルギー量の管理なんてものは、決して体調維持のための本質ではなく、

それも結局は低次元な捉え方でしかないのです。



・・・・・そういう低次元な捉え方を教育するから、色々と問題が起こる。



ちょっと偉そうなコトを言わせてもらうと、


生命の営みのなんたるかを理解していないところ、

そして、人様に対してその理解を促すための努力をしないところに、


多くの栄養学者の怠慢があります。



・・・・学者さんはね、理解はしているんでしょうが、

彼らは仕事の性質上、他人を物質(=エネルギー)をもって

管理(コントロール)することにばかり意識が向いてしまったり、


本当の意味で多様性を認めることが出来ず、

万人に同様の手法が通じると勘違いしてしまっている人も少なくないんですね。



そもそもですねー、


「自分の都合よくエネルギーを管理(コントロール)すること」

と、

「それぞれの自分のエネルギーを解放すること」


とは、全く次元が違いますから。


人にはそれぞれ、自分のエネルギーを解放したいという願望が有るのにも関わらず、

他人(学者)の都合で、エネルギーをコントロールするための手段ばかりを提示するから

そこに歪みが生じることになるんです。



顕著な例でいうならば、

多くの人達がダイエットのためなんぞとして、

物質に依存してしまうことになるわけです。


それってのはつまり、自分の存在を認められないから、

それを認めてもらうためとして、物質(エネルギー)に依存してしまうということであり、

自分が物質(エネルギー)をコントロールするのではなく、

物質(エネルギー)に自分をコントロールされてしまっている ということです。


・・・・・言っている意味が、お分かりでしょうか?



・・・・・話をググっと前に戻して、


じゃァ、具体的にどういう食べ物を食べればいいのか?

どういったエネルギーの消費選択をすれば良いのか?

ちょうど良い食品の摂取を心掛けるにはどうすればいいのか?


・・・・・それについて、お教えしますと、


それってのは、江戸時代や明治時代に活躍された先生方が、すでに提唱されてますね。


石塚左玄先生や杉田玄白先生、そして貝原益軒先生といった方々が主張されたように、


・植物性の食べ物
・小魚などの小さな食べ物
・全粒の穀物など
・季節の旬に応じた食べ物(ちょうど出盛りのエネルギー)
・あまり人の手で変化(加工)させていない食べ物

などなど


そういった食べ物=エネルギーが挙げられますね。


まだまだ挙げることは出来ますが、


とりあえずそうしたところを覚えておけば充分です。


これらのエネルギー(食品)の本質としては

「エントロピーが小さいエネルギーである」

といったことが挙げられるわけです。


こうしたエネルギーの摂取を選択している限り、

エネルギー量を無理にコントロールすることを、わざわざ頭で考えなくとも、

人は自然と、自身にとって必要なエネルギー量で自制できますから。


また、そうしたエネルギーの摂取においては、

栄養学で指定するようなエネルギー量で食べ足りなかったとしても、

別に好きなだけ食べれば良いんです。


だって、エントロピーの小さなエネルギーであれば、

いくら消費したところで、そのエントロピーはそれほど増大しませんから。


つまり肉体環境の秩序は、さほど乱れないということです。



・・・・でもね、結構な数の人達がこうした食事を選択できないんですねー。


その理由はもちろん、

これまでの栄養学の在り方に原因があると、僕は睨んでいますが、

つまり型にはめようとする様な教育に、問題があると睨んでいるわけですが、


・・・・・ただ、なんだかんだ言っても、 結局はね、

全ては人それぞれの「マインド」にあるんですよ。


本当は、 栄養学のせいでも何でもなく、

人それぞれの考え方や、願望の在り方に問題があるんです。


その問題の結果として、様々なる物質表現=エネルギー現象が生じているんです。


つまり、あなたの願望の結果が、肉体環境に現れているということです。



・・・・話が長くなってしまったので、続きは玄米屋のメール講座にて。

0 件のコメント:

コメントを投稿